『冷えのメカニズム』と『冷えにさよなら』
健康な女性の身体は本来ポカポカして温かいのです
おばあちゃんの手っていつも温かかった記憶はありませんか?
50年前の大人の平熱は37℃。
現代は35℃後半から36℃前半、35℃前半の人も少なくないのです。
しかも女性の約8割が『冷え』を持っていると言われています。
そして多くの女性が『冷え』に気づいていないのが現状です。
そもそも『冷え』とは何でしょう
末端まで血液がいき届かず、末梢血管の収縮が悪くなり、老廃物が溜まり、冷たくなって、むくみも起こり血流障害が起きている状態が『冷え』です。
毛細血管が詰まる⇒むくむ⇒老廃物が溜まる⇒低体温
身体の隅々まで血流、酸素、栄養がいかない、循環障害が起きているということは既に健康を害してしまっている状態といえます。
つまり、未病の状態なんです。
『冷え』が起こすトラブルとして
女性に『冷え』は大敵です!冷えていて1つも良い事はありません。
- ガン・生殖器のトラブル(生理痛、筋腫、内膜症、チョコレート嚢腫)
- 不妊
- 肩こり
- 便秘
- 免疫系のトラブルなど
簡単にできるセルフチェック
以下の箇所が触って冷たいのは『冷え』のサインです。
- ももの裏
- 二の腕の裏
- お腹・臀部
何故、『冷え』るのでしょう
日常生活で考えられる主な原因の一部です。
- ①陰性食品、季節外れの食べ物、冷たいものの過剰摂取
- ②運動不足&筋肉不足で起こる血流障害
- ③睡眠不足と自律神経の乱れ
- ④過度な日常的ストレス
- ⑤薬や化学物質の過剰摂取、日常的に常用している
- ⑥甘いもの(白砂糖)やカフェインの過剰摂取
あてはまる事、多くないですか?ドキッとしませんでしたか?
その他にも締め付ける下着を毎日着用、きつくてタイトなデニムをよく履いてはいませんか。
『冷え』の原因になっているかもしれません。
食生活や運動についてはぜひ昔の人達の生活を思い出してみてください。
陰性食品とは
体を冷やす食品で、カリウムの含有量の多い野菜類や果物などが属します。夏に摂取すると体の熱を放出して、夏バテを防いでくれます。
例)なす、とまと、バナナ、パイナップルなど対象的に「陽性食品」は、体を温めて赤血球を増やす食品です。鉄分、たんぱく質を多く含んでおり、冷え性の方は積極的にとるとよいでしょう。
例)人参、かぼちゃ、肉、魚、みそなど
『冷え』は生活習慣の積み重ねの賜物
原因がわかれば、あとは日々身体の声を聞きながら改善していくだけです。
対策としていくつか心がけてみてください。
- ♪下半身のインナーマッスルを鍛える
- ♪毎日少しずつ身体を動かすことを心掛け、できれば継続する
- ♪早寝早起き(ゴールデンタイムは寝ましょう)、きちんと休む
- ♪季節を問わず温かいものを頂く
- ♪陰性食品や化学物質を避ける
- ♪シャワーではなく毎日湯船につかる
- ♪腹巻き・レッグウォーマー・ホッカイロで保温
- ♪何事も楽しむ前向きなマインドをもつ
人間の血液は120日間(4ヶ月)で入れ替わると云われています。
意識的に体質改善を行うことによって血流が良くなり、1日の間に新陳代謝で1兆個もの細胞を入れ替える作業がスムーズに行われます。
代謝をupし、1年中ポカポカな健康な身体で『冷え』にさようなら〜
目指せ!!平熱36.8℃〜37℃!!!