健康と美容のキーワード『骨盤底筋群』
ご存知ですか?『骨盤底筋群』(こつばんていきんぐん)
最近、『骨盤底筋群』ってよく耳にしませんか?
ヨガやピラティス、体操やストレッチにも取り込まれており、ひめトレなんてのもあり年齢問わず注目を浴びています。 女性にとって、とても大切な筋肉なんです。
『骨盤底筋群』の大切な役割
骨盤の一番下で膀胱や尿道、子宮や直腸などのお腹の臓器を、下からしっかりと支えるハンモック状になっている筋肉のことを『骨盤底筋群』といいます。
内蔵を支え、姿勢の安定性を高め、呼吸と連動し、排尿・排便・生殖・出産におおいに関係します。
腹筋や背筋、内ももの筋肉の出発点となる筋肉でもあります。
生きている筋肉は適度に伸縮してしなやかな状態です。 ですが、伸びて緩んだまま・硬くなって縮んだままの人が増えてきており、それが心身のトラブル不調と深く関わりがあるようです。
『骨盤底筋群』の衰えによってもたらされる現象
『骨盤底筋群』は自分で触れる事ができず、意識もしにくいのですが緩んでいるとこんな症状をおこす原因となります。
- ✓姿勢の崩れ
- ✓猫背や反り腰
- ✓お腹のたるみ・下っ腹がでる
- ✓痩せにくい
- ✓O脚・X脚
- ✓くしゃみをすると尿もれしてしまう
- ✓お風呂から上がったらお股から水がでる
- ✓空気が入りやすくオナラと間違われる
女性の場合出産や加齢、長時間のデスクワーク、運動不足によって緩みやすいと言われています。
又、女性ホルモンとのかかわりも深く、エストロゲンがカギを握っていると言われています。
ストレスなどで自律神経が乱れるとエストロゲンの分泌が制御され、そうなると底筋群の一部の筋肉のしなやかさが失われてしまいます。 その他にもエストロゲンの減少によって(個人差はありますが)、不安になったり気持ちが鬱々としたりと精神的な開放感が得られないという症状を引き起こしてしまいます。
『骨盤底筋群』を鍛えることでさまざまな問題解決の糸口に
ヨガやピラティスも勿論オススメですが日頃から簡単にできる深~い本気の深呼吸(腹式呼吸)や、スクワット、すすんで和式トイレを使う(スクワットの動きと同じなんです)、エレベーターやエスカレータを使わず階段を利用する、雑巾かけをするなど、とにかく下半身を意識した動きを生活の中に取り入れて、骨盤底筋群に意識を向けるというのが大事です。
意識をすると、身体は正直なので少しずつ反応があるかもしれません。
プリプリの生きた骨盤底筋群を手に入れましょう!!