卵子の質を落とさない生活
女の子を妊娠中、または2人目・3人目の授かり待ちのママに
是非聞いてほしいお話です。
私達が産まれる前、まだ胎児の頃、お母さんのお腹の中にいるときから、実は、卵子のもとになる卵祖細胞は作られています。
女児として生まれる事が決まり、その結果卵巣ができ、卵巣内に700万個の原始卵胞(卵子のもと)を持って産まれてきます。
(上記の事から、卵子年齢は、実年齢+1歳になります。)
産まれるときには200万個、初潮を迎える頃には40万個まで減少し、毎月1個ずつ成熟した卵子が排卵されていきます。
胎児のときからストックされていて、あらたに“フレッシュで、健康で、若い卵子”をつくることはできないのです。
しかも卵子は自分より1歳お姉さんになります。
そのため、ストックされている卵子を“若々しく、プリプリで質の良い状態にしておくこと”が重要になります。
排卵は180日前から成長を始め、準備しています
今月の排卵された卵子は、実は半年前から成長を始め準備されてきたものなんです。
女性の体は神秘的ですね!
ですので最低限この期間中は、食事や生活習慣、経皮毒に気をつける必要があります。
特に毎月の生理を整えることがとても大事なこと。
生理痛があったり、
排血の量が異常に多く、
夜寝ている時もドボドボ経血が出ていたり、
1週間ダラダラ続いたりしていたら・・・
これは普通な状態ではなく、身体・子宮からのSOS!
心当たりがある方、生理に悩んでいる方は、日常の過ごし方や食事を見直して下さい。
『卵子の質を落とさない』生活とは
可能な限り良い生活習慣や食事を実践し、悪い習慣に気づいた時は、その時から改善し、卵子の老化をできるだけ食い止めることが次の命に繋がっていきます。
- ①ホメオスタシス=自律神経+ホルモン+免疫を意識した生活
- ②過度のダイエットはしない
- ③ストレスフリーな生活を心がける
- ④ケミカルな化粧品・洗剤などをなるべく避ける
- ⑤代謝のよい身体をつくるための適度な運動
- ⑥冷えの改善
- ⑦環境ホルモンを食事や生活の中からできるだけ排除するように心がける
- ⑧良質な脂質とタンパク質を摂取する
ホルモンや細胞の原材料は”油とアミノ酸”、つまり、タンパク質です。
ですので粗悪な脂質は摂取しない!に限ります。
今、女の子を妊娠している方も、自分の卵子、自分の子供の卵子、孫の卵子までも意識するのが女性としての1つの役目といえます。
健やかな身体でいることは、自分の為だけではなく、命を繋いでいく1番大切なことなんです。