『体温を上げる』〜睡眠編〜
日本人の睡眠時間はワースト1!
前回は「毎日のバランスの良い食事で、血液の巡りを良くし、体温を上げていきましょう!」というお話しでした。
今回は睡眠についてです。 みなさん、毎日の睡眠時間はどのくらい取られていますか?
なんと世界的にみて、日本人の睡眠時間はワースト1!
絶対的に少ないのです。
”睡眠時間”だけではなく、「ちゃんと寝る!」”睡眠の質”も大事
昔よく言われていた美容のゴールデンタイムとは、『身体のゴールデンタイム』でもあり、成長ホルモンや女性ホルモンの分泌、身体のメンテナンスを行う時間のことをいいます。
脳が発達した動物がもつ重要な生理機能で、 “夜になると眠り、朝になると目覚める”という体内時計を備えています。
特に女性は『月経(生理)』を毎月繰り返しています。 約1ヶ月の周期で起こり、”限られた日数で自然に止まる、子宮からの周期的出血”と定義されていますが、月経は単なる排泄ではありません。
まず脳から指令がでて、”エストロゲン(卵胞ホルモン)”と”プロゲステロン(黄体ホルモン)”の2つの女性ホルモンが血液によって運ばれ、卵巣に到着すると、卵巣本来の活動が起こります。(=ちゃんと排卵できているか?赤ちゃんを迎える為の内膜をフカフカに準備ができているか?)
つまり十分な睡眠・質の良い睡眠をとることによって体内時計が整い、身体が正しく機能し、生理も正しく迎えられ、温かい血液が充分に隅々までに巡り、温かい身体になれるということです。
正しい睡眠は自律神経を整え、血流もupし、ホルモンバランスも良く、免疫力も高まります。
快適で理想的な睡眠をとるための6ヶ条
- ① 22時〜2時の間は深い眠りをとりましょう
- ② 脳波と同じ90分のリズムを4、5回繰り返す睡眠時間をとる
- (できれば7.5時間ぐっすり取りたいですね)
- ③ 眠る90分前に熱すぎないお風呂に入る
- (熱いお風呂は逆効果。交感神経を刺激するため覚醒作用が働きます。)
- ④ 睡眠の質が悪くなるブルーライトの光が出る、スマホやパソコンなどの操作は眠る1時間から2時間前にはオフにしましょう
- ⑤ yogaで身体を緩め、深い呼吸をし副交感神経のスイッチを入れる
- ⑥ 寝るときに小腹が空いているのが理想なので、就寝3時間前には夕飯を済ませておきましょう
体温を上げる為には、食生活や生活習慣も大切ですが 、その中でも睡眠は非常に重要な要素になります。
女性はとにかく寝ないと綺麗になれません!!
「やらなきゃ」ではなく、 できることから、始めてみてはいかがでしょうか。